EMSによるトレーニングは通常のトレーニングと異なり、速筋に対して効果的に作用します。速筋に対する直接的な電気刺激により、筋肉の強収縮による筋肥大と、筋肥大に伴う内分泌の活性化を促進し、一般的なトレーニングジム、フィットネスクラブでのトレーニングと比較して短時間で確実な効果を提供します。
通常のトレーニングでは、遅筋から速筋の順で作用していきます。EMSが速筋に対して行うトレーニングを通常のトレーニングで行うためには、時間をかけて、負担を高くしていかなければならず、主体的、継続的に高い負荷のトレーニングを続けるという気力が必要とされます。EMSによるトレーニングは、短時間で、専属トレーナーによって負荷が調整される受動的なトレーニングなので、トレーニングに対する気分的な負荷が低く、効果を実感しながら継続することができます。
EMSは医療用途でも利用されており、電気刺激によって体内酵素や内分泌成分を活性化し、糖・脂肪代謝機能の改善・活性化を促すことにより、太りにくく、より理想的な体型・体質へと導きます。
特定部位の筋肉組織に対してのみ、強い刺激を与えることもできるので、例えばエネルギー消費の多い大腿筋を中心に鍛える、といったことも可能です。
筋肉をしなやかにし、血流を改善するため、肩こりや腰痛といった疾患症状の改善にも効果を発揮します。
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